葬儀費用を特別扱いしない

商品やサービスには、適正価格というのがあります。ごく一部の人しか利用しない商品やサービスなら、適正価格でなくても自由競争の結果ですから支障はないでしょうが、ほとんどの人が利用するもので、適正価格とは程遠い高止まり状態になっているというのは、由々しきことでしょう。葬儀費用や航空運賃は、つい最近までそうした状態でした。両方とも改善に向かい、特に航空運賃の適正化は葬儀費用より早く始まり、かなり進行しました。今や人々は遠方へも、以前の運賃を考えたら信じがたいような料金で移動できます。いったいその差額はどこに消えていたのか、ということになります。葬儀費用はまだまだ高いままですが、神聖な領域だからという考え方をせずに、不透明に高いと感じたら、その差額はどこに消えているのか、という視点で考えることです。そうすれば、適正価格でないものに、高い金額を支出しなくて済みます。葬儀費用も、どこかに消えるという点では同じです。